はるのかぜ
第96章 掃除をサボる生徒たち
次の日、掃除時間前の休み時間、用を足してトイレの個室を出たひとみは洗面台の前にめぐみが居ることに気づきました。
「めぐみ、このまま掃除場所に行こう。」
「えぇ、今から保健室行こうかと思ってるのに…。」
「さすがに2日続けてはまずいよ。」
「ひとみも行こうよ。」
めぐみはひとみの手を引っ張り、そのまま保健室へと向かいました。
放課後、ハルのもとに藤ヶ谷先生がやって来ました。
「内海先生、桐山と重岡、今日の掃除時間、何してたかご存知でしたか?」
「桐山と重岡ですか?」
「実は桐山は昨日から、重岡は今日、掃除時間に来てないんですよ。」
「えっ!そうなんですか?」
「ということは、内海先生もご存知ないんですね。」
「はい。掃除場所に行ってないなんて初耳です。すいません、ご迷惑をおかけして。明日、桐山と重岡には事情を聞いてみます。」
「よろしくお願いします。」
ハルは、また3年5組の生徒たちの騒動が始まりそうな予感がしていました。
「めぐみ、このまま掃除場所に行こう。」
「えぇ、今から保健室行こうかと思ってるのに…。」
「さすがに2日続けてはまずいよ。」
「ひとみも行こうよ。」
めぐみはひとみの手を引っ張り、そのまま保健室へと向かいました。
放課後、ハルのもとに藤ヶ谷先生がやって来ました。
「内海先生、桐山と重岡、今日の掃除時間、何してたかご存知でしたか?」
「桐山と重岡ですか?」
「実は桐山は昨日から、重岡は今日、掃除時間に来てないんですよ。」
「えっ!そうなんですか?」
「ということは、内海先生もご存知ないんですね。」
「はい。掃除場所に行ってないなんて初耳です。すいません、ご迷惑をおかけして。明日、桐山と重岡には事情を聞いてみます。」
「よろしくお願いします。」
ハルは、また3年5組の生徒たちの騒動が始まりそうな予感がしていました。