はるのかぜ
第111章 遠いところに行ってしまった生徒たち
夕方、まだまだ体調が優れないハルはベッドに横になりながら森本先生にメールします。
「体調が優れず、電話できる状態ではないのでメールします。母から聞きました。病院まで付き添っていただいたそうでありがとうございました。そして、この度はご迷惑とご心配をおかけして申し訳ございません。」
しばらくすると森本先生から返信がありました。
「まだまだ用心は必要だろうけど、とりあえず、メールができるようになったみたいで安心したわ。3年5組は私が面倒見るから、学校のことは一旦忘れてゆっくり休んでね。」
ハルもすぐに返信します。
「わかりました。よろしくお願いします。」
森本先生からも再び返信がありました。
「お大事に。」
ハルは、その返信を確認して自分の携帯電話を閉じました。森本先生が生徒たちの面倒を見てくれると言ったものの、ハルはやはり、自分のクラスの生徒たちが心配で仕方ありませんでした。病室の窓から外を見つめ、生徒たちのことをずっと考えていたのでした。
「体調が優れず、電話できる状態ではないのでメールします。母から聞きました。病院まで付き添っていただいたそうでありがとうございました。そして、この度はご迷惑とご心配をおかけして申し訳ございません。」
しばらくすると森本先生から返信がありました。
「まだまだ用心は必要だろうけど、とりあえず、メールができるようになったみたいで安心したわ。3年5組は私が面倒見るから、学校のことは一旦忘れてゆっくり休んでね。」
ハルもすぐに返信します。
「わかりました。よろしくお願いします。」
森本先生からも再び返信がありました。
「お大事に。」
ハルは、その返信を確認して自分の携帯電話を閉じました。森本先生が生徒たちの面倒を見てくれると言ったものの、ハルはやはり、自分のクラスの生徒たちが心配で仕方ありませんでした。病室の窓から外を見つめ、生徒たちのことをずっと考えていたのでした。