はるのかぜ
第116章 帰ってきたハル先生
「みんな、ありがとう。長いことみんなにはご心配とご迷惑をおかけしました。お陰で私は元気になりました。みんなにとって、この学校での生活もあと少しになりましたが、今日から卒業式の日まで、また3年5組の担任として頑張っていきたいと思います。」
ハルがそう挨拶をすると、生徒たちから拍手が沸き起こりました。
久々に職場復帰したハルは何事もなく1日の業務を終え、職員室に戻りました。ハルは自分が休んでいた間の生徒の状況を森本先生から聞いていました。
「とりあえず、このファイルに全員の進路と、あと、私立はもう合否が出てるところがあるから、その結果が記載してあるわ。一通り目を通しておいてね。」
「わかりました。ありがとうございます。」
ハルは森本先生から渡されたファイルを早速広げて目を通していきます。しばらく資料を眺めていると、山田校長がハルの元にやって来ました。
「内海先生。先程、教育長から連絡があり、明日、教育長からお話ししたいことがあるそうなので、教育委員会まで来てくださいとのことでした。朝のホームルームを終えてから出張ということで対応してください。」
「わかりました。」
突然の教育長からの呼び出しでした。ハルは薄々どんなお話になるのか感づいており、少し不安な気持ちになっていたのでした。
ハルがそう挨拶をすると、生徒たちから拍手が沸き起こりました。
久々に職場復帰したハルは何事もなく1日の業務を終え、職員室に戻りました。ハルは自分が休んでいた間の生徒の状況を森本先生から聞いていました。
「とりあえず、このファイルに全員の進路と、あと、私立はもう合否が出てるところがあるから、その結果が記載してあるわ。一通り目を通しておいてね。」
「わかりました。ありがとうございます。」
ハルは森本先生から渡されたファイルを早速広げて目を通していきます。しばらく資料を眺めていると、山田校長がハルの元にやって来ました。
「内海先生。先程、教育長から連絡があり、明日、教育長からお話ししたいことがあるそうなので、教育委員会まで来てくださいとのことでした。朝のホームルームを終えてから出張ということで対応してください。」
「わかりました。」
突然の教育長からの呼び出しでした。ハルは薄々どんなお話になるのか感づいており、少し不安な気持ちになっていたのでした。