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はるのかぜ

第129章 もう一度教師へ

出勤初日、聖の業務に同席した達也は一通りの訪問先を回り終え、職場に戻ってきました。

「とりあえず、1日の流れはこんな感じだよ。」

「はい。」

「じゃあ、明日も私と一緒にお客様の元へ訪問してもらうけど、明日は風間くんにも実際にお客様のトラブル解決のサポートをしてもらおうと思うからよろしくね。」

「わかりました。」

「じゃあ、今日はこれで終わりだ。お疲れ様。」

「はい、お疲れ様でした。」

達也はそのまま、帰宅しました。

 家ではハルが晩御飯を作って待っていました。

「ただいま。」

達也がドアを開けて入ってきました。

「おかえり!慣れない職場だから疲れたでしょ。」

「うん。今日は先輩の担当先をただ付いて回るだけだったんだけど、ただ見てるだけってのも疲れるね。」

「確かに、何もすることないとすぐ眠くなるよね。」

「うん。特にお昼時がしんどかった。1番眠気がピークになるし。」

「よし、じゃあ、今日はしっかり食べて、明日に備えて早く寝よう。」

「そうだね。」

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