はるのかぜ
第13章 夢を壊さないで
弥生は突然の柳沢先生の来訪に驚いていました。すぐに、弥生は柳沢先生にお茶を出しました。
「お母さん、どうぞお構い無く。」
「いいえ、先日はハルがとんでもないことを起こしまして申し訳ございません。」
「とんでもないです。あれからハルさんはしっかりと反省していることも我々は認識しています。今は、真面目に頑張ってますよ。」
「なら、安心しました。突然、先生が来られたので、またハルが何かしたんじゃないかと思ってびっくりしました。」
「すみません。お忙しいところお邪魔しまして。今日お邪魔したのはハルさんの進路のことで、いろいろとお話しをお伺いしようと思いまして。」
「ハルの進路ですか?」
「ハルさん、高校進学のご予定で良かったんですよね。」
「えぇ、そのつもりにはしてたんですけど、ただ、ハルがあんなことをしてしまったので、私ももう諦めてます。」
「お母さん、確かにお母さんもショックだったことだと思います。ただ、ハルさんは高校を受けるつもりでいます。もちろん、私にもハルさんがしてしまったことを消すことはできません。確実にハルさんを合格させるお約束もできません。ただ、あの騒動以来、ハルさんは真面目に一生懸命頑張っています。どうか、ハルさんの夢を壊さないであげてください。」
柳沢先生からの説得に弥生も返す言葉が見つかりませんでした。
「お母さん、どうぞお構い無く。」
「いいえ、先日はハルがとんでもないことを起こしまして申し訳ございません。」
「とんでもないです。あれからハルさんはしっかりと反省していることも我々は認識しています。今は、真面目に頑張ってますよ。」
「なら、安心しました。突然、先生が来られたので、またハルが何かしたんじゃないかと思ってびっくりしました。」
「すみません。お忙しいところお邪魔しまして。今日お邪魔したのはハルさんの進路のことで、いろいろとお話しをお伺いしようと思いまして。」
「ハルの進路ですか?」
「ハルさん、高校進学のご予定で良かったんですよね。」
「えぇ、そのつもりにはしてたんですけど、ただ、ハルがあんなことをしてしまったので、私ももう諦めてます。」
「お母さん、確かにお母さんもショックだったことだと思います。ただ、ハルさんは高校を受けるつもりでいます。もちろん、私にもハルさんがしてしまったことを消すことはできません。確実にハルさんを合格させるお約束もできません。ただ、あの騒動以来、ハルさんは真面目に一生懸命頑張っています。どうか、ハルさんの夢を壊さないであげてください。」
柳沢先生からの説得に弥生も返す言葉が見つかりませんでした。