はるのかぜ
第23章 彦島を巡る旅
「いいんじゃないか?班長は内海で。」
なかなか班長が決まらない様子を見ていた森先生が言いました。
「ちょっと、先生まで…。」
ハルは浮かない顔で答えました。
「心配するな内海。当日は地図も配分するし、先生たちも巡回するから、何かあったら手助けもできる。」
「じゃあ、やっぱり班長はハルだね。」
彩のその一声でハルが班長となることが決まりました。
彦島ウォーク当日、青美高校の生徒全員がグラウンドに集合しました。森先生が全校生徒に向かって言いました。
「じゃあ、みんな、しっかりルールを守って楽しい時間を過ごしてくれ。そしたら、校門に近い班から順番に出発だ!」
森先生のその一声で生徒たちはみんな校門の外へと向かいます。ハルも有紀、愛、ミカ、彩を引き連れて出発しました。
しばらく歩くと、5人は海士郷付近に差し掛かりました。
「へぇー、いつもバスで通ってる彦島大橋って下から見るとこんな感じに見えるんだね。」
絶景を見つけたハルが言いました。
「ねぇ、この景色をバックに写メ撮らない?」
彩が言いました。
「でも、もし、先生が突然来たら、私たち怒られるわよ。」
ハルが慌てて止めます。
「大丈夫よ。こっちには先生の気配ないもん。」
有紀が言いました。
「前方も大丈夫そうよ。」
愛は有紀とは反対方向を確認しました。
「これだけみんなで確認したら大丈夫よ。」
ミカも賛同します。
「みんながそこまで言うなら大丈夫ね。誰の携帯で撮る?」
ミカの一声でハルも安心してそう言います。
「じゃあ、私のケータイで。」
彩が自分のケータイを取り出しました。
「はい、チーズ!」
彩の一声で撮影は完了し、5人とも決められたコースを歩いて行きました。
なかなか班長が決まらない様子を見ていた森先生が言いました。
「ちょっと、先生まで…。」
ハルは浮かない顔で答えました。
「心配するな内海。当日は地図も配分するし、先生たちも巡回するから、何かあったら手助けもできる。」
「じゃあ、やっぱり班長はハルだね。」
彩のその一声でハルが班長となることが決まりました。
彦島ウォーク当日、青美高校の生徒全員がグラウンドに集合しました。森先生が全校生徒に向かって言いました。
「じゃあ、みんな、しっかりルールを守って楽しい時間を過ごしてくれ。そしたら、校門に近い班から順番に出発だ!」
森先生のその一声で生徒たちはみんな校門の外へと向かいます。ハルも有紀、愛、ミカ、彩を引き連れて出発しました。
しばらく歩くと、5人は海士郷付近に差し掛かりました。
「へぇー、いつもバスで通ってる彦島大橋って下から見るとこんな感じに見えるんだね。」
絶景を見つけたハルが言いました。
「ねぇ、この景色をバックに写メ撮らない?」
彩が言いました。
「でも、もし、先生が突然来たら、私たち怒られるわよ。」
ハルが慌てて止めます。
「大丈夫よ。こっちには先生の気配ないもん。」
有紀が言いました。
「前方も大丈夫そうよ。」
愛は有紀とは反対方向を確認しました。
「これだけみんなで確認したら大丈夫よ。」
ミカも賛同します。
「みんながそこまで言うなら大丈夫ね。誰の携帯で撮る?」
ミカの一声でハルも安心してそう言います。
「じゃあ、私のケータイで。」
彩が自分のケータイを取り出しました。
「はい、チーズ!」
彩の一声で撮影は完了し、5人とも決められたコースを歩いて行きました。