はるのかぜ
第38章 サークル、何にしよう
新入生歓迎セミナーが終った後も、ハルたち新1年生にはガイダンスが続きます。今日のガイダンスの内容はクラブ・サークル紹介です。新1年生は大講義室に集められ、様々なクラブやサークルに所属している在校生が活動内容を紹介していきます。
「学祭実行委員の活動は毎年秋に行われる大学祭の企画や立案、事前準備。そして、大学祭当日は進行を担当します。大学祭ではお笑いライブも毎年恒例のイベントで、ゲストとしてお呼びするタレントさんと出演交渉したり、当日の誘導をするのも学祭実行委員の仕事です。学校行事を盛り上げることが大好きな方、地域の人との交流を大切にしたい方、大歓迎です。」
「はい、学祭実行委員の皆さんありがとうございました。では、続いてFM制作部の皆さんお願いします。」
「まずはこちらをお聞きください。」
やって来た在校生の1人がラジカセの再生ボタンを押します。すると、BGMと共にメッセージが流れ始めます。
「金愛大学、Golden Time。毎週月曜~金曜、午後8時~9時。大学生が作り上げる1時間。絶賛放送中!」
「FM制作部では、学内にあるスタジオで収録を行い、地元のコミュニティFMに設けられた大学の番組枠で放送をしています。しゃべるのが好きな方、音楽が大好きな方は是非見学に来てみてください。」
このあとも数えきれない数のサークルの紹介が続きました。紹介が終ったあと、ハルは資料を見ながら涼や麻里と話していました。
「ねぇねぇ、何か気になるサークルあった?」
ハルは2人に尋ねます。
「どうしようかなぁ。町起こしサークルとかも気になるのよね。」
麻里が答えました。
「私は、特に気になるサークルはないから、帰宅部でもいいかなぁ。」
涼は自ら帰宅部を宣言します。
「えーっ、勿体ない。」
「そう言うハルは何かあるの?」
帰宅部発言に反応したハルに涼は聞き返します。
「そうねぇ、FM制作部がすごく気になる。」
「さすがハルらしいわね。」
納得したように涼が答えます。
「どっか見学行ってみる?」
麻里は早速サークル見学に行く気満々です。
「じゃあ、FM行ってみようよ。」
「よっぽど興味あるのね。よし、じゃあ今日はFM見に行ってみよう。」
麻里のその一声で、3人はFM制作部の部室に向かいました。
「学祭実行委員の活動は毎年秋に行われる大学祭の企画や立案、事前準備。そして、大学祭当日は進行を担当します。大学祭ではお笑いライブも毎年恒例のイベントで、ゲストとしてお呼びするタレントさんと出演交渉したり、当日の誘導をするのも学祭実行委員の仕事です。学校行事を盛り上げることが大好きな方、地域の人との交流を大切にしたい方、大歓迎です。」
「はい、学祭実行委員の皆さんありがとうございました。では、続いてFM制作部の皆さんお願いします。」
「まずはこちらをお聞きください。」
やって来た在校生の1人がラジカセの再生ボタンを押します。すると、BGMと共にメッセージが流れ始めます。
「金愛大学、Golden Time。毎週月曜~金曜、午後8時~9時。大学生が作り上げる1時間。絶賛放送中!」
「FM制作部では、学内にあるスタジオで収録を行い、地元のコミュニティFMに設けられた大学の番組枠で放送をしています。しゃべるのが好きな方、音楽が大好きな方は是非見学に来てみてください。」
このあとも数えきれない数のサークルの紹介が続きました。紹介が終ったあと、ハルは資料を見ながら涼や麻里と話していました。
「ねぇねぇ、何か気になるサークルあった?」
ハルは2人に尋ねます。
「どうしようかなぁ。町起こしサークルとかも気になるのよね。」
麻里が答えました。
「私は、特に気になるサークルはないから、帰宅部でもいいかなぁ。」
涼は自ら帰宅部を宣言します。
「えーっ、勿体ない。」
「そう言うハルは何かあるの?」
帰宅部発言に反応したハルに涼は聞き返します。
「そうねぇ、FM制作部がすごく気になる。」
「さすがハルらしいわね。」
納得したように涼が答えます。
「どっか見学行ってみる?」
麻里は早速サークル見学に行く気満々です。
「じゃあ、FM行ってみようよ。」
「よっぽど興味あるのね。よし、じゃあ今日はFM見に行ってみよう。」
麻里のその一声で、3人はFM制作部の部室に向かいました。