はるのかぜ
第38章 サークル、何にしよう
FM制作部の部室では現役部員の櫻井延秀と相葉慎也の2人が空き時間のため、暇を潰していました。すると部室のドアが開き、見慣れぬ3人が入ってきました。
「すいません。見学させてもらってもいいですか?」
ハルのその一声で延秀も慎也も新入生であることに気づきます。
「おぉ、新入生か!どうぞ、どうぞ。」
延秀が3人を招き入れます。
「今は特に収録はしていない時間なんだけど、ここにスタジオがあってね、放課後とか授業の空き時間を使ってここで収録をしてるんだよ。」
「すごい!本物のスタジオだぁ!」
スタジオを見たハルは思わず歓声を上げました。
「放送そのものは下関のコミュニティFMで放送してるんだけど、収録は基本、このスタジオで録音してMDを放送局に持っていくだけだから、結構自由にできるんだよ。例えば授業がない時間に集まったりとかして。」
「へぇ、それは確かにやりやすそうですね。」
そう答えたハルの目はもう輝きに満ちていました。
「今日も、夜8時から放送があるからよかったら聞いてみて。」
「わかりました。聞いてみます。」
このときハルは、自分の居場所はもうこのFM制作部にありそうだなと感じていました。
「すいません。見学させてもらってもいいですか?」
ハルのその一声で延秀も慎也も新入生であることに気づきます。
「おぉ、新入生か!どうぞ、どうぞ。」
延秀が3人を招き入れます。
「今は特に収録はしていない時間なんだけど、ここにスタジオがあってね、放課後とか授業の空き時間を使ってここで収録をしてるんだよ。」
「すごい!本物のスタジオだぁ!」
スタジオを見たハルは思わず歓声を上げました。
「放送そのものは下関のコミュニティFMで放送してるんだけど、収録は基本、このスタジオで録音してMDを放送局に持っていくだけだから、結構自由にできるんだよ。例えば授業がない時間に集まったりとかして。」
「へぇ、それは確かにやりやすそうですね。」
そう答えたハルの目はもう輝きに満ちていました。
「今日も、夜8時から放送があるからよかったら聞いてみて。」
「わかりました。聞いてみます。」
このときハルは、自分の居場所はもうこのFM制作部にありそうだなと感じていました。