はるのかぜ
第39章 笑顔の絶えない居場所
ハルが入部届を書き終えると部室に居たメンバー達の自己紹介が始まります。
「そう言えば、俺、内容だけ紹介してて、名前言ってなかったね。櫻井延秀って言います。こう見えて、実はOBです。」
「えっ?」
延秀の思わぬ発言にハルは不思議そうに反応しました。
「俺、留年してて、大学5年生。俺みたいになったらダメだよ。」
「はい。」
ハルは笑顔で答えました。
「山下遊って言います。私は主にディレクターを担当しています。」
「よろしくお願いします。」
続いては拓哉と延秀と一緒に入ってきた、女子学生が口を開きました。
「申し遅れました。松本泰伸です。マボというパーソナリティ名で出演してます。」
続いて、ハルが今日、部室に来た時からずっと居た男子学生が言いました。
「あっ、昨日の放送に出られてた方ですよね。」
「うん、昨日のメインパーソナリティをしてるよ。」
ハルがその声に聞き覚えがあったのは、昨日の放送に泰伸が出演していたからでした。
「昨日の放送って一番聴いちゃいけない曜日じゃん!」
延秀が言いました。
「ちょっと先輩、その言い方はないですよ。」
泰伸と延秀のやり取りに周りに居たメンバーは全員大爆笑していました。もちろん、ハルも同じです。ハルはこのFM制作部というサークルは笑顔の絶えない素敵な居場所だなあと感じていました。
「そう言えば、俺、内容だけ紹介してて、名前言ってなかったね。櫻井延秀って言います。こう見えて、実はOBです。」
「えっ?」
延秀の思わぬ発言にハルは不思議そうに反応しました。
「俺、留年してて、大学5年生。俺みたいになったらダメだよ。」
「はい。」
ハルは笑顔で答えました。
「山下遊って言います。私は主にディレクターを担当しています。」
「よろしくお願いします。」
続いては拓哉と延秀と一緒に入ってきた、女子学生が口を開きました。
「申し遅れました。松本泰伸です。マボというパーソナリティ名で出演してます。」
続いて、ハルが今日、部室に来た時からずっと居た男子学生が言いました。
「あっ、昨日の放送に出られてた方ですよね。」
「うん、昨日のメインパーソナリティをしてるよ。」
ハルがその声に聞き覚えがあったのは、昨日の放送に泰伸が出演していたからでした。
「昨日の放送って一番聴いちゃいけない曜日じゃん!」
延秀が言いました。
「ちょっと先輩、その言い方はないですよ。」
泰伸と延秀のやり取りに周りに居たメンバーは全員大爆笑していました。もちろん、ハルも同じです。ハルはこのFM制作部というサークルは笑顔の絶えない素敵な居場所だなあと感じていました。