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愛はメロデイにのって

第1章 愛は、メロディにのって

         17

 望さんのあれが、わたしのあそこの入り口から、またゆっくりゆっくり、奥のほうに進んできてくれます。
 奥で押して、撫でながら戻り、入り口でまわし、また撫でながら、進んできてくれるのです。
 それを、続けてくれます。
 そのうち、奥で押してくれるよりも、入り口でまわしてくれるよりも、望さんのあれで、わたしのあそこの中を撫でてもらうほうが、気持ちよくなってきました。
 優しく優しく望さんのあれで、わたしのあそこの中を撫でてもらっていることの嬉しさもあって、わたしは、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなりました。
 わたしは、なおいっそう強く望さんにしがみつきました。
 そして、泣いてしまいました。
 唇がふさがっていましたが、のどの奥のほうから、
 「ウーン」
 という、唸るような声も出てきます。
 望さんは、長いあいだ、わたしのあそこの中を、撫で続けてくれています。
 わたしは、そのあいだ、ずっと泣き続けていました。
 望さんにしがみつき、しくしくと泣き続けました。
 「百合さん
  疲れませんか」
 「いいえ」
 「このまま
  続けて
  いいですか」
 「はい
  お願い
  ずっと
  ずっと
  続けてほしいです」
 「百合さん
  気持ちいいんですね」
 「ええ
  とっても
  とっても
  気持ちいいの」
 「ゆっくりだから
  まだまだ
  続けられます」
 「嬉しい
  わたし
  泣いてしまって
  望さん
  嫌じゃ
  ないですか」
 「嫌だなんて
  思うものですか
  百合さんが
  泣くほど
  気持ちよく
  なってくれたのですから
  いっそう
  百合さんが
  愛しくなります」
 それを聞きまして、わたしは、声をあげて泣きました。
 嬉しくて嬉しくて、気持ちよくて気持ちよくて、泣き続けました。

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