愛はメロデイにのって
第1章 愛は、メロディにのって
5
それからも、食事がつづきました。
そしてわたしは、思い切って、望さんの誕生日に、わたしの家に来てくださいと誘いました。
「望さん
来週の水曜日は
お誕生日ですよね
わたしの家に
来てくれませんか」
「えっ」
「あまり上手ではないですが
わたしの手料理で
お祝いをさせてください」
「ありがとう
嬉しいな
そうさせてもらいます」
タンシチューをメインに、和・洋の総菜を4皿と、スポンジケーキに生クリームでコーティングしたケーキも作りました。
望さんは、ほんとに嬉しそうに食べてくれました。
食後のコーヒーを飲んでいると、
「いままでで
一番嬉しい
誕生日でした
百合さん
ありがとうございます」
「お誕生日の
プレゼントがあります」
「このうえ
プレゼントまで」
「はい」
「なにを
もらえるんだろう」
「ふたつ
あります」
「ふたつも」
「はい
ひとつは
ショパンのノクターン20番嬰ハ短調を
弾きますから、
聴いてください」
それからも、食事がつづきました。
そしてわたしは、思い切って、望さんの誕生日に、わたしの家に来てくださいと誘いました。
「望さん
来週の水曜日は
お誕生日ですよね
わたしの家に
来てくれませんか」
「えっ」
「あまり上手ではないですが
わたしの手料理で
お祝いをさせてください」
「ありがとう
嬉しいな
そうさせてもらいます」
タンシチューをメインに、和・洋の総菜を4皿と、スポンジケーキに生クリームでコーティングしたケーキも作りました。
望さんは、ほんとに嬉しそうに食べてくれました。
食後のコーヒーを飲んでいると、
「いままでで
一番嬉しい
誕生日でした
百合さん
ありがとうございます」
「お誕生日の
プレゼントがあります」
「このうえ
プレゼントまで」
「はい」
「なにを
もらえるんだろう」
「ふたつ
あります」
「ふたつも」
「はい
ひとつは
ショパンのノクターン20番嬰ハ短調を
弾きますから、
聴いてください」