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また会える日まで

第1章 その時は突然に

Oside


マネージャーの車に乗り込む。



和「すぐ着くからね、休んでていいよ。」


「さっき結構寝たら、ちょっとスッキリしたよ。」




ニノの顔を見ると、

とても寂しげな表情だった。








和「…そか。


おーのさん…ちゃんとさ、

辛い時は辛いって、

苦しかったら苦しいって教えてよ…。


俺らに、弱い所見せてよ。


今までずっとやってきたんだからさ…」









目に涙を溜めるニノ。



「ごめんな…ホント、なんともないと思ってたから…」








隠すのがいい事じゃない。


逆に心配と迷惑をかけてしまっていた。









ニノだけじゃない、結果的に全員気づいてると思う。





やっぱ情ねぇヤツだ、俺。







「ニノ、泣くなよ…俺、大丈夫だからさ…」


ニノの涙を服の袖で乱暴に拭う。



和「っ痛いです!もう!おじさんのバカ!」



「っふふ、ごめんごめん」



和「っはは・・・何やってんだろ俺ら、いい年した男2人で(笑)」









ニノの力は不思議だ。


ニノの笑顔はいろんな不安を忘れさせてくれる。









そんなことをしているうちに、病院に着いた。

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