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また会える日まで

第2章 どんなに辛くても

Oside



がらんとした楽屋に1人。

いつものソファに座ってみた。









隣にはゲームをするニノ。




向かいには相葉ちゃんと松潤。




ちょっと離れたテーブルには新聞を読む翔ちゃん。









これがいつもの楽屋。









入院したら、こんな当たり前の風景も

毎日見れなくなる。

当たり前の事が当たり前に過ぎてく毎日

こんな普通の事を幸せって感じる人はいないと思う。






俺だってこんな病気にならなきゃ

日常生活に対して幸せを感じる事は無かったと思う。





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.








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ガチャ






楽屋の扉が開いて

入ってきたのは、ニノ。







「…はよ、昨日、ありがとな。」


和「おはよーございます。…こんどお礼に飯でもおごってね(笑)

それより、今日は早いじゃん、めっずらしい。雨でも降る?」





いつも通りのつっこみも

俺に変な気を遣わせないようにって

本当に頭がキレるなぁ・・・





「俺だってたまには早く来るよ(笑)」



そんな会話をしていると、相葉ちゃん、翔ちゃん、松潤が一緒に楽屋に入ってきた。








雅「おはよー!あれ、リーダー早いね!」


潤「おはよー」


翔「おはよーっす」


「おはよ。皆の中で俺のイメージって何なの?(笑)ってか、なんで3人一緒なの?」




翔「昨日松潤の家で宅飲みする予定だったんだけど、相葉ちゃん誘ったら

餃子と炒飯作りすぎたって言うから松潤の家から相葉家に変更したんだよ~、

で、そのまま泊まらせていただきました。笑」









やっぱり俺の居場所はここなんだって

ひどく思い知らされる。





いい意味でも、悪い意味でも。


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