また会える日まで
第2章 どんなに辛くても
Nside
大野さんからメンバーへ
昨日の診察結果が、告げられた。
俺は…大野さんの顔が見られなかった。
何で、大野さんなんだろうって
俺だったら良かったのに…
ぐるぐると、色んな考えが頭を巡って
昨日もたくさん泣いたはずなのに
また涙が、溢れた。
智「無期限休業って形でもいいかな」
その言葉を聞いたら、余計に苦しくなった。
俺達が、支えにならなきゃ。
「俺…全力で支えるから…。
俺だけじゃない、
ここにいる全員、あなたの味方だから…
だから…っ、
負け…ないで…っ」
必死に声を絞り出すように、訴え掛けた。
それでもまだ、涙は止まらない。
止まることを知らない。
しばらく俯いていると
頭に温もりを感じた。
智「にーの。ありがとう。俺は大丈夫、
負けないよ?だって、
俺の居場所は、ここだから。
絶対に戻って来るから。
だから、泣くな。」
大野さんの両手が頬に触れ、涙を拭ってくれる。
大野さんの顔は、とっても穏やかな顔だったけど
その視線には強い意志がハッキリと見えた。
その顔を見たら、安心出来たんだ。
大野さんからメンバーへ
昨日の診察結果が、告げられた。
俺は…大野さんの顔が見られなかった。
何で、大野さんなんだろうって
俺だったら良かったのに…
ぐるぐると、色んな考えが頭を巡って
昨日もたくさん泣いたはずなのに
また涙が、溢れた。
智「無期限休業って形でもいいかな」
その言葉を聞いたら、余計に苦しくなった。
俺達が、支えにならなきゃ。
「俺…全力で支えるから…。
俺だけじゃない、
ここにいる全員、あなたの味方だから…
だから…っ、
負け…ないで…っ」
必死に声を絞り出すように、訴え掛けた。
それでもまだ、涙は止まらない。
止まることを知らない。
しばらく俯いていると
頭に温もりを感じた。
智「にーの。ありがとう。俺は大丈夫、
負けないよ?だって、
俺の居場所は、ここだから。
絶対に戻って来るから。
だから、泣くな。」
大野さんの両手が頬に触れ、涙を拭ってくれる。
大野さんの顔は、とっても穏やかな顔だったけど
その視線には強い意志がハッキリと見えた。
その顔を見たら、安心出来たんだ。