テキストサイズ

また会える日まで

第2章 どんなに辛くても

Nside



楽屋に残された4人は

しばらく沈黙が続いていた。



が、一番に口を開いたのは翔ちゃん。




翔「…俺らがさ、智くんが悲しまないように


"いつも通り"でいなきゃいけないんじゃない?」







翔ちゃんの言う通りだ。





「俺も、そう思うよ。


誰よりも不安なのは、大野さんだと思うし


俺達が今までで一番、一緒にいた時間が長いから…




だから…


少しでも、苦しみや恐怖から開放してあげられるようにしようよ…」





潤「そうだな…。やっぱりリーダー自身が一番辛いんだと思う。


仕事にも穴…開けちゃうことになるし…


やっぱり近くにいる俺らが支えないと。」




雅「なんか、持ってってあげよっか!リーダーに!

何がいいかな…トランプとか?」




「トランプじゃ1人の時何もできないでしょーが、あいばか。笑」




雅「なっ、あいばかって言うな!」



翔「まーあまぁ、お2人さん。トランプは5人でやろうよ!



ほら、雑誌とかさ!暇潰せるものね」




「さすが翔ちゃん。違いますね~」



潤「ニノ~!相葉ちゃん煽るなよ~(笑)」



雅「だいたいニノはいっつもそうや「とりあえず!」




とりあえず、今日は仕事終わったら病院行こうよ」




なんだかんだわめいてる相葉さんにかぶせるように話す俺。


後ろでJになだめられる相葉さん。笑





その時スタッフさんからの声。








スタッフ「嵐さんお願いしまーす」



「・・・行きますか!」








珍しく、全員と握手を交わした後楽屋を出た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ