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また会える日まで

第1章 その時は突然に

Oside


「おじさん、どこが悪いの?」


隠したい自分と、そう言って貰えて嬉しい自分。



もう正直、この体調でバレずに仕事を続ける自信は無かった。




ニノに体調の事を伝えると、

今日の撮影頑張ったら病院に行こうと言ってくれた。




安心したら眠くなってきた…


最近は夜も眠れてなかったし…。



正直メンバーに迷惑をかけるのだけがどうしても嫌で黙ってたけれど

結局1番に気が付くのはいつもニノ。


いつも飄々として「人たらし」なんて言われてるけど

常に周りの人のことを見てキチンとその人の懐に入っていく

それが異常に上手いコイツは


いつだって俺の心にスっと染み込んで来て安心させてくれる


そんな大切な「仲間」なんだって


遠慮がちだった俺の心にストンと安心感を与えてくれた。





ゲームをしているニノの肩を借りて、

すぐに眠りに落ちた。

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