また会える日まで
第2章 どんなに辛くても
Oside
皆が帰ると、ニノと病室に2人きりになった。
明日から始まる抗がん剤治療。
…やっぱり、怖い。
「怖いよ…」
気づけばニノに打ち明けていた。
するとニノは俺の顔を見つめた後、
立ち上がると、俺の頭を撫で、頬に手を添えると
真っ直ぐ、俺の目を見つめて
和「大丈夫。大野さんは絶対に負けない。
必ず、治るから。
たまには、泣いてもいいんだよ?
俺には弱い所見せても大丈夫だから。
だから、ね?一緒に頑張ろうよ。」
目頭が、熱くなった。
「っ…ニノ…ありがと…。やっぱり怖いけど
頑張るから…
絶対に治してみせるから…」
ニノはとびきりの笑顔で俺に
和「うん、うん。貴方なら大丈夫だよ。
だから、辛い時こそ"笑顔"でね?
…笑ってたら、絶対にいい事あるから
笑顔は何よりの良薬ですよ!」
そういうとニノは俺の事を抱きしめた。
久々のヒトの体温に
心臓のリズムに
とっても安心することができた。
『生きてる』って実感できた。
「うん…ニノ…ありがと…」
俺も…強く、 抱きしめ返した。
和「ふふっ、いい歳したオジサン2人が何やってるんだって話ですよね」
「んふふ、もーちょっとだけ…ニノのお腹ぷにぷに…」
和「なっ、もう…今日は特別ですよ?」
「ん…明日から頑張るから、元気充電する…」
こんな時間がずっと続けば良いのになあ…
皆が帰ると、ニノと病室に2人きりになった。
明日から始まる抗がん剤治療。
…やっぱり、怖い。
「怖いよ…」
気づけばニノに打ち明けていた。
するとニノは俺の顔を見つめた後、
立ち上がると、俺の頭を撫で、頬に手を添えると
真っ直ぐ、俺の目を見つめて
和「大丈夫。大野さんは絶対に負けない。
必ず、治るから。
たまには、泣いてもいいんだよ?
俺には弱い所見せても大丈夫だから。
だから、ね?一緒に頑張ろうよ。」
目頭が、熱くなった。
「っ…ニノ…ありがと…。やっぱり怖いけど
頑張るから…
絶対に治してみせるから…」
ニノはとびきりの笑顔で俺に
和「うん、うん。貴方なら大丈夫だよ。
だから、辛い時こそ"笑顔"でね?
…笑ってたら、絶対にいい事あるから
笑顔は何よりの良薬ですよ!」
そういうとニノは俺の事を抱きしめた。
久々のヒトの体温に
心臓のリズムに
とっても安心することができた。
『生きてる』って実感できた。
「うん…ニノ…ありがと…」
俺も…強く、 抱きしめ返した。
和「ふふっ、いい歳したオジサン2人が何やってるんだって話ですよね」
「んふふ、もーちょっとだけ…ニノのお腹ぷにぷに…」
和「なっ、もう…今日は特別ですよ?」
「ん…明日から頑張るから、元気充電する…」
こんな時間がずっと続けば良いのになあ…