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また会える日まで

第3章 一人じゃ、ないよ

Sdide




今日は、司会が決まった

某音楽番組の打ち合わせがある。








11時間にも渡る長丁場


当然台本の分厚さも凄いわけで









智くんのメッセージ


今年も楽しみにしてたんだけどなあ…(笑)









なんて事を考えてたら、


スタッフ「櫻井さん?ここ、ちょっと休憩した後


すぐに衣装チェンジして、メドレー出てもらいますね」



「あ、はい。わかりました」




こんな感じで打ち合わせが終了して、



マネージャーと次の収録現場に向かう。





マネ「櫻井さん、

さっきの打ち合わせの時なんか考えてました?

ぼーっとしてると思ったら、急にニヤニヤし出すし…何かと思いました(笑)」




「見てたの?なんだ、教えてよ(笑)


去年さ、智くんがメッセージくれたじゃん?


智くんの僕への評価もなんか恒例になってるから


思い出し笑いしちゃった」









マネ「そうですね、


早く元気になるといいですね、大野さん。」









「ほんとね…早く一緒に仕事してえよ…


今日まだまだかかるよね、仕事。


今日も病院行けねえな...」









マネ「ですねー。

あ、明日なら行けると思いますよ!






二宮さんとの雑誌の取材があって、


収録は1本撮ったら終わりみたいなんで。」




「そっか、わかった。」



窓の外に流れる景色をぼーっと見ていると





相葉くんからグループメールに写真が入っていたので


開いてみると、


『だいぶ前だけど、ニノちゃんと歯医者で会ったよ★』



のメッセージと共に、まぁ伸びきったスウェットを着て


寝癖の付いたニノの写真が添付されていた。



何やってんだこの二人は(笑)


思わずこぼれる笑みを抑えながら


『仲良しだな(笑)』って入れると


そこについた既読は4。




(・・・あ、リーダー今落ち着いてるのかな。)



30も過ぎたおっさんたちなのにホント仲いいよなぁ


はやくまた、5人で仕事してぇな。





そんなことを考えていると


収録現場についたので、車を降りて楽屋へ向かった。

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