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銀河巡礼

第7章  五の月




五月が終わろうとしています
けれど
私の時間はあの日から止まったまま
あなたを失ったあの日から


いつか、などとは もう望みません
それなのに 思ってしまうのです
もしも…と



雨が降りはじめました


あなたの残した薔薇の花にも…






~恋文


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