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銀河巡礼

第8章  六の月




やさしく唄うホールのピアノ

柔肌にまとわる粋な着物

今は眠りに就いた小さな人形



魅せられて 惹きこまれるものたち



命を吹き込んだ 創り手たち



そう、

目に映らずとも たしかにいるのだ

誰にも母がいるように…






(了)



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