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銀河巡礼

第9章  七の月




エスプレッソを1杯…


窓が朝焼けに染まるように

起きたての体が目覚めてゆく



アメリカンは

画面を見続けた目頭を揉みながら



そして 一日のおわり

緋色の雲を見上げながら

モカの香りに包まれる…



珈琲がリズムを刻む

24時間の私のメロディー






(了)


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