テキストサイズ

銀河巡礼

第10章  八の月




青く光る瞳に

誘われて迷いこむ路地の奥



消えては浮かぶ幻に

まとわれ 突き放され

見失う存在のあやふやさ…



夏の夜は

永遠に解けない謎を秘めて

妖しく笑う






(了)


ストーリーメニュー

TOPTOPへ