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銀河巡礼

第10章  八の月




陽が南中を示し

ひときわ高く

祈りの鐘が鳴り響く



世界が

平らかであるように


人の心が

和らいであるように…



鐘の音は

悼む想いを震わせながら 鳴り続ける

永遠に






(了)



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