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銀河巡礼

第10章  八の月




銀河の彼方より

誰かがこの地球(ほし)を見つめている



── 青い水をたたえた星は美しい

けれど

ヒトは悲しい進化を遂げてしまった

このまま 静観していいものか…



誰かの目は見開かれ

大きな手はそっと拳をにぎる



ヒトの時間は

これから何処へ向かい流れるのだろう






(了)


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