テキストサイズ

銀河巡礼

第11章  九の月




切なさと背中合わせの懐かしさは

秋の訪れ

たどる思い出が色づき始める



ゆく季節 来る季節

空の何処ですれ違うのか…



夜長の月は

五感を清しい風に抱かれ

胸奥に

ほのかな灯りをともす月…






(了)



ストーリーメニュー

TOPTOPへ