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銀河巡礼

第2章  二の月




天窓から光がそそぎ
揺り椅子が心地よくリズムを刻む

けれど私はそこにはいない


ガレのランプに灯りがともり
小さなテーブルにグラスが並ぶ

やはり私は そこにはいない


かぐわしい部屋
幾度も夢にみる場所



けれど私は
今もまだ、遥か遠い旅の途中…






(了)



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