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銀河巡礼

第24章 十の月 Ⅱ




──神さまは ただ今留守をしております…


けれど、

あなたは続ける



──僕が代わりを仰せつかりました
至りませんがなんなりと


そうして
微笑むあなたを
十月の夕陽がつつむ



金色に縁取られた細身の輪郭…



そう、あなたは
私の
守護天使






~神無月


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