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銀河巡礼

第24章 十の月 Ⅱ




温めたティーポットにはダージリン

静かに 静かにお湯をそそぐ



カーテンを揺らす風が

昨日よりもひやりと頬を過ぎる



立ちのぼる芳香

部屋を満たす甘いメロディ



重たげな雲の向こう

変わらずに広がる青を思う…






~今日


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