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銀河巡礼

第25章 十一の月 Ⅱ




月明かりに白い窓を 影がよぎる

開け放てば

高く 低く、遠く 近く

笑い声が空をわたる



鈴蘭の花が震えるような響きのそれは

きっと…

天使のさざめき

私だけに聴こえる秘密のギフト



胸に残り続けて眠れない






〜angel


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