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銀河巡礼

第25章 十一の月 Ⅱ




秋が終わりに向かう空は

無情に青く

鳥も鳴かない



それでも

南中を過ぎた日差しと

したたる金色の葉の繁りに

夢をみる



ふたたびの時はなくとも

めぐる季節は芳しいと…






〜佇む人へ



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