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銀河巡礼

第29章 三の月 Ⅲ




さらさらと時は流れて

暦は弥生



とどまる冬とせめぎ合う春の訪れは

背中合わせの喜びと痛みに似て

心をさわがせる



花よ咲け

鳥よ 啼け

言祝ぎの夢をあまねく運べ






〜三月


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