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銀河巡礼

第34章 八の月 Ⅲ




あなたの胸に影がさしても
時は変わらず流れつづける


わたしの心に雨が降っても
世界は変わらず回りつづける


あなたを
わたしを
見ないふりで…

けれど私たちはここにいる


足元に咲く花
かたわらの微笑み
見つけることができたなら
あと少し歩いてみようか
明日の月が上るまで






〜月光


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