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銀河巡礼

第42章 六の月 Ⅳ




お気に入りのアリアとともに目覚める朝

窓を開け放ち
ガーベラの水を替える
沸き踊る湯気のこちら
硬いパンを切りながらきみを思う

ためらいはない
僕の思いはまっしぐらだ
そう、いつだって

僕はね、きみが好きなんだ

…もちろん、白身もだけどね






〜ボイルドエッグ


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