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銀河巡礼

第3章 三の月




静かに 静かに

雨の降りつづく昼下がり

花の涙にも思われて…



海の向こうのあなたへは

弾む気持ちだけを綴りましょう


上手に焼けたアップルパイ

つい夜更かしをしたミステリー

ボールで遊ぶ子犬のしっぽ…



封をあけたあなたの耳に

はしゃぎ声が聞こえるように






(了)



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