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銀河巡礼

第6章  四の月 ②




時間を旅する列車に駅はない

時刻表も 乗車券も



オーロラのような空間を走り続けて

すれ違うのは

思い出をくわえたペリカンたち

今日は誰に呼ばれたものか



行き会う人らとうつろう景色

時おり鳴り響くファンファーレの中

僕は僕を生きている



僕はどこまで行けるだろう…






(了)


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