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銀河巡礼

第6章  四の月 ②




ゆるゆると日を過ごし

ゆるゆると夜を待つ



夕闇にとけてゆく

陽の名残り

塒(ねぐら)へ急ぐ

鳥のひと鳴き



ゆらゆらと揺れる心にも

宥めるようなとばりがおりる






(了)


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