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意地悪なご主人様の専属メイド

第2章 Love♡2






奏ちゃん…

忘れたわけじゃない。ちゃんと覚えてる。



『奏ちゃん…っ大好き!』


頭が混乱してて、理解が遅れただけだ。
ゆっくりと思い出してきた。

優しくて、柔らかくて。


大好きな



奏ちゃん。




「…っ奏ちゃん」



涙がポロポロ溢れてきた。


どうして
いつも、助けに来てくれるの?
わたしが困っているとき。いつもいつも。


『俺が、胡花ちゃんを守りたいんです』


ずるいよ…

何度も、何度も奏ちゃんの言葉が心にひびく。


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