意地悪なご主人様の専属メイド
第7章 Love♡7
よ、よかった
…なんとかベッドから離れることができて。
リボンとベッドを間に挟まれてたから。
解くのにまた時間がかかってなんとかベッドから
脱出できた。
「はあ…よかった」
一生、ベッドと一体化したらどうしようと…
奏ちゃんは横になってもらって。
熱を測ったら38度5分。
…高い。
「無理しすぎだよ。奏ちゃん…」
だから…奏ちゃん熱かったんだ。
乱れてしまったメイド服を整えてふう、と深呼吸。
…もっと。
感じたかったなんて。わがままかな。
ダメダメ!いまは奏ちゃんに休んでもらわなきゃ。
…ピンポーン