意地悪なご主人様の専属メイド
第7章 Love♡7
「研修医のときに散々鍛えられたしな。
奏真もすこし食べて寝て薬飲めばきっと明日には
元気だよ」
「……はあっ…」
口から、吸入する薬が離れ
すこし呼吸が落ち着いたことを確認する。
「もう、落ち着いたみたいだね。
よかった」
「…っ…すみません。ごめんなさい。
発作で迷惑を…」
「ううん。あとは元気になった奏真に
診てもらってね。
きっと胡花ちゃんの肌に触れたりなんかしたら
奏真は激怒するだろうし。
あいつ、頭の中胡花ちゃんだらけだよ。
いまは」
「いまは…?」
…ん?
神母坂先生の言葉がなんかひっかかる。