意地悪なご主人様の専属メイド
第9章 Love♡9
は、恥ずかしい…!
きっとわたしの顔真っ赤だ。
「…ふ。その顔は大丈夫じゃなかったみたい
だね。」
「…う、う」
つい、うつむいてしまいギュッとスカートの上で
拳をつくる。
「奏ちゃんの意地悪…」
「あいつは、ほんと独占欲強いっていうか…」
はあ、と神母坂先生は呆れたような溜息。
「…胡花ちゃんの身体が心配だよ。」
「…神母坂先生」
「あまり、奏真の相手に疲れたら
頼ってね。」
「…ありがとうございます」
「俺が胡花ちゃんを雇いたいくらいだよ。」
「…い、神母坂先生…わたしは」
「わかってる。奏真の専属だもんな。」
クスッと優しい笑みをみせる神母坂先生。