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意地悪なご主人様の専属メイド

第11章 Love♡11







「…やっぱり、ちゃんと勉強しておきたくて。
奏真に近づいてきた子。

気になるのよね。」



「何が目的だよ。美月」



「何にもしないわ。女同士で話したいことが
あるだけよ。」



…コーヒーがいつもより苦いような気がする。



「わたし、奏真のこと…別れてからずっと
やり直したいと思ってたの。」



「…」



ジリジリと、胸にバラの針が刺さるみたいに

苦しくなる。



「…お母さんのこと。」




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