意地悪なご主人様の専属メイド
第4章 Love♡4
まだ、彼女になったわけではない。
「…まだ、わからないけどな…」
「は?」
「いや、ただの独り言」
しかも、相手は高校生。年が離れていて。幼なじみだからとしても…
やっぱり意地悪しすぎた。
反省…
「…はあ」
「なんか、ため息ばっかりだな。」
「ああ、胡花ちゃんと再会して」
「胡花ちゃんって奏真の幼なじみの?」
葉平は、胡花ちゃんのことを知っている。
胡花ちゃんと離れてから
大学時代。
葉平にずっと話していた。
胡花ちゃんの容態や、早く医者になって彼女を
治したいって誓ったこと。