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意地悪なご主人様の専属メイド

第5章 Love♡5






ずっと、奏ちゃんに抱きしめられたまま。

…初めて。

奏ちゃんの白衣姿。

あのとき、引き取られた日は私服だったから
なんだか新鮮…。



「ごほっ…」



「ご、ごめん。胡花ちゃん苦しかったね」



慌ててわたしから、奏ちゃんが離れる。



そして。



コンコンッ



扉を叩く音が聞こえた。



「奏真、悪いけど」



「葉平」


…名前で呼びあってる。奏ちゃんと同じ白衣。
ここのお医者さん…


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