意地悪なご主人様の専属メイド
第5章 Love♡5
〝奏真は、独占欲が強いから
気をつけた方がいい。
理性がきれたときは特に〟
「…独占欲…」
「こら、葉平。ここまでだ。
変態が」
バコっと、いい音をしたと思ったら
奏ちゃんが神母坂先生の頭を書類を挟む
バインダーで叩いていた。
「いてっひどっ」
「ひどいのは、君だから。変態」
「変態なのはどっちだよ。胡花ちゃんに
メイドの格好させといて。
奏真、こんな趣味あったんだな。」
「…」
「まさか、図星?やっぱ気をつけたほうがいいよ
胡花ちゃん」
「…だまれ。おれは、こんな趣味ないから。
おれたちの事情に首を挟むな」
「ますます怪しいんですけど。
…メイド服ってエロいよな」
…っい、神母坂先生…っ