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僕らの青春は始まったばかり

第3章 やきもち

伊坂は、いいよ って、言わないといいけど、、

「いいよ?どこで遊ぶ?」

伊坂が言う前に、満空が、答える

「満空に聞いてないんだけどー、」

真桜奈は、困ったように笑った

「いいよ、どこで遊ぶ?」

伊坂が答える

「ほんと?じゃあ、真桜奈の家に来て、」

「真桜奈 颯太のことどんだけ好きなんだよ、颯太俺の言ったセリフ繰り返してるだけじゃん俺にはそんな優しい態度とらないのにー」

「別に颯太のこと好きじゃないよ?ただ、満空に、聞くより颯太の方がしっかりしてるから、颯太に、聞いた方がいいかなーって?あ、別に、満空も来ていいけど?あ、雄太もね?」

「1番俺に冷たいじゃんっ」

雄太は、そう言って笑った

伊坂ああああああああああぁぁぁ
僕は叫ぼうとしてぐっと堪えた。

まぁ、そうですよね、はい、可愛い子がいいですよね、僕みたいな人はどうでもいいですよね、

なんて心でぼそっと呟く

僕が伊坂を見つめていたのがバレたのか、伊坂が、ふと、顔を上げた

伊坂は僕と目が合う

僕はスっと、目を逸らした

普通に目が合うのは嬉しいけど、今はそういう嬉しいっていう気持ちはない、、

なんて言うんだろ、、

嫉妬、、?
なのかな、、、、?

僕なんかが嫉妬していいのかな?

僕はただの伊坂のおもちゃなんだ、、

伊坂は、僕で遊びたいだけなのかもしれない

そう思うとだんだん不安になってくる、

なんだろう、、この気持ちは、、

キーンコーンカーンコーン

チャイムがなる

僕は、気持ちを頑張って切り替えて、授業を始めた

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