テキストサイズ

僕らの青春は始まったばかり

第5章 僕と君

帰ってからも、頭の中は伊坂でいっぱいだった

というか、あのことがあってからいつも伊坂のことで頭がいっぱいになっている


僕はまた恋をしてしまったのだろうか、、、

それともこの感情をほんとに恋と呼んでいいのだろうか、

伊坂にとっては僕はただの遊び
でも、それでも、、、僕は伊坂の彼女なんだ、、

そう思うと胸が熱くなる

でも、遊びだと思うと、冷めてしまう

僕は自分がどうしたらいいかわからなくなった
伊坂にちゃんと愛されたい、でも、伊坂には僕はただの遊びで、他にもたくさんの友達やセフレがいる

飽きたらきっと捨てられてしまう

それに、あの動画だっていつ拡散されるか分からない

でもそれでも僕は伊坂を追い続けたい、、

感情がごちゃごちゃになる

明日は木曜日

伊坂のクラスの授業はない、

あーあ、昨日、いや、今日の朝伊坂とメールを交換するべきだった

僕は、伊坂からメールのこないスマホを睨みつけた

もしメール出来たら、真桜奈の家に泊まりに行くことを止められたのに、、

僕は、あの時後悔していた
とめればよかったと、、

でもそれじゃまるで僕が嫉妬してるみたいでなんだか嫌だった

いや、嫉妬はしているんだけど伊坂がそれで僕の事をキモイとか思われたら、、

いや、もう既に思われてるかもしれない、、、

あぁ、僕はほんとにどうすればいいのだろうか?、

ストーリーメニュー

TOPTOPへ