僕らの青春は始まったばかり
第10章 記憶
帰り車に乗ろうとすると、駐車場に伊坂がいた
周囲を見回して他の人がいないのを確認したあと僕は伊坂にかけより 「待ってたの?」と小声で聞いた
「うん、まぁ、」
伊坂はそう言って笑う
「ここで車に乗ってバレたりしたらあれだから、コンビニの所まで待っててくれない?」
そう言うと伊坂はううんと、首を振る
「今日はその、家に行きたいとかじゃなくて、はいこれ」
伊坂の手の中にチケットがあった
「これ、、」
見覚えのあるチケットにハッとなる
「先生の好きなバンドがやるフェスでしょ?一般当選のやつもあって何となくで応募したら当たってさ」
伊坂は嬉しそうに笑う
ちょうど僕が取ろうと思っていたチケットと全く同じ日でびっくりした
しかも2枚ある
「この日、空いてる?一緒に行こ」
伊坂はそう言って笑った
嬉しさでどうすればいいかわからなくなりただ、うん、と子どもっぽく答えることしか出来なかった
「じゃあ、それだけ、またLINEする」
「うん、気をつけて帰って」
僕はそう言って、正門の方へ軽く走る伊坂に大きく手を振った
周囲を見回して他の人がいないのを確認したあと僕は伊坂にかけより 「待ってたの?」と小声で聞いた
「うん、まぁ、」
伊坂はそう言って笑う
「ここで車に乗ってバレたりしたらあれだから、コンビニの所まで待っててくれない?」
そう言うと伊坂はううんと、首を振る
「今日はその、家に行きたいとかじゃなくて、はいこれ」
伊坂の手の中にチケットがあった
「これ、、」
見覚えのあるチケットにハッとなる
「先生の好きなバンドがやるフェスでしょ?一般当選のやつもあって何となくで応募したら当たってさ」
伊坂は嬉しそうに笑う
ちょうど僕が取ろうと思っていたチケットと全く同じ日でびっくりした
しかも2枚ある
「この日、空いてる?一緒に行こ」
伊坂はそう言って笑った
嬉しさでどうすればいいかわからなくなりただ、うん、と子どもっぽく答えることしか出来なかった
「じゃあ、それだけ、またLINEする」
「うん、気をつけて帰って」
僕はそう言って、正門の方へ軽く走る伊坂に大きく手を振った