私のヒーロー
第5章 知らなかった過去
でも…なるはある事情でキャラを作るようになった
だから、今回もそうなんじゃねーかなって思う自分がいる
本当は自分から仕向けたなんてあんなにボロボロになって泣いているなるを見たら嘘だってわかる
「そんなこと急に言われても信じられないよね。俺も最初聞いた時は信じられなかった」
「…誰から聞いたんだよ…なるのこと」
「なるのこと虐めていた先輩やなるの友達」
やっぱり…なるは自分から仕向けていない
なるは無理してキャラを作っていた
俺はもう1回なるのことを信じてみたい
「そんなの…信じられるわけねーよ」
「俺も信じられなくて、そしたらなるとの会話を教えてくれたんだ」
「会話?」
「まだなるが転校する前のとき。教室で話した内容」
正直なるのことについて気持ちがついていけていない自分がいる
ついていけてないのはまだなるのことが好きだからで
俺は聞く勇気が出なかった
だってもし、キャラ作りじゃなくて本心だったら?
正直怖い…でも聞かないでいたら後悔するかもしれない
「夢、聞かせてくれるか?」
「うん、わかった。実はね…」
夢がなるがどこに転校したのかなるの友達に聞いたときになるの友達から聞いた話
それは俺にとってものすごく辛かった
『なる、八くんとはどーなの?付き合い始めたんでしょ?』
『それがさー、ちょーつまんないの』
『なんで?観覧車で告白っていいじゃーん!』
『それはあんただからでしょ?私はそーゆージンクスは信じないの。教室で話してたの聞いたか知らないけど何年一緒にいるんだから分かれよって話』
『なるさんこわーい!』
『うるさいよ、あんた。八と付き合うことは私にとって好都合だったのに、誰にも内緒でって何!?みんな、私のこと虐めるとでも思ってんの?ね?ww』
『それはなるが学年1怖い女のリーダーだって知らないからだよ。好都合ってどーゆーこと?』
『みんなから羨ましがられること。八が昔から私の事好きだって知ってたけど正直めんどくさくて…中学入ってモテはじめるように仕向けてよかったよ』
『仕向けたの?』
だから、今回もそうなんじゃねーかなって思う自分がいる
本当は自分から仕向けたなんてあんなにボロボロになって泣いているなるを見たら嘘だってわかる
「そんなこと急に言われても信じられないよね。俺も最初聞いた時は信じられなかった」
「…誰から聞いたんだよ…なるのこと」
「なるのこと虐めていた先輩やなるの友達」
やっぱり…なるは自分から仕向けていない
なるは無理してキャラを作っていた
俺はもう1回なるのことを信じてみたい
「そんなの…信じられるわけねーよ」
「俺も信じられなくて、そしたらなるとの会話を教えてくれたんだ」
「会話?」
「まだなるが転校する前のとき。教室で話した内容」
正直なるのことについて気持ちがついていけていない自分がいる
ついていけてないのはまだなるのことが好きだからで
俺は聞く勇気が出なかった
だってもし、キャラ作りじゃなくて本心だったら?
正直怖い…でも聞かないでいたら後悔するかもしれない
「夢、聞かせてくれるか?」
「うん、わかった。実はね…」
夢がなるがどこに転校したのかなるの友達に聞いたときになるの友達から聞いた話
それは俺にとってものすごく辛かった
『なる、八くんとはどーなの?付き合い始めたんでしょ?』
『それがさー、ちょーつまんないの』
『なんで?観覧車で告白っていいじゃーん!』
『それはあんただからでしょ?私はそーゆージンクスは信じないの。教室で話してたの聞いたか知らないけど何年一緒にいるんだから分かれよって話』
『なるさんこわーい!』
『うるさいよ、あんた。八と付き合うことは私にとって好都合だったのに、誰にも内緒でって何!?みんな、私のこと虐めるとでも思ってんの?ね?ww』
『それはなるが学年1怖い女のリーダーだって知らないからだよ。好都合ってどーゆーこと?』
『みんなから羨ましがられること。八が昔から私の事好きだって知ってたけど正直めんどくさくて…中学入ってモテはじめるように仕向けてよかったよ』
『仕向けたの?』