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愛が育つ

第1章 愛が育つ

        22

 わたしは、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなり、先生に力いっぱいしがみついて、大声で泣きました。
 からだがブルブルと震えだし、頭の中に稲妻が走ったようにピカピカとまぶしい光が輝き続けるのです。
 そしてそのまま、意識が遠くなってしまいました。
 気がついたら、先生がわたしの額に冷たいタオルを乗せてくれていました。
 「花子ちゃん
  気がついた?」
 「先生
  わたし
  どうなっちゃったの?」
 「あまりに強烈な
  エクスタシーに達して
  失神したんだよ」
 「そうなんだ
  わたし
  ほんとに
  気持ちよくて
  気持ちよくて
  たまらなかったんです
  でも
  はじめてのセックスで
  失神するなんて…」
 「花子ちゃん
  これは
  たいへんなことだよ」
 先生が話してくれたのは、わたしのあそこのことでした。
 わたしのあそこがほんとに素晴らしい、と言うのです。
 わたしのあそこが、先生のあれが動くにつれて、先生のあれを握りなおしていったそうなのです。
 男性のあれを強く握るという女性ならたまにはいるけど、わたしのあそこのように、先生のあれが動くにつれて、先生のあれについていって、あそこの形を変えながら、握りなおしていくというのは、わたしだけだと言うのです。

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