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愛が育つ

第1章 愛が育つ

         26

 すると先生は、すこしびっくりしたような目で、わたしを見ました。
 わたしは頷きながら、先生の舌を撫で続けました。
 「花子ちゃんの
  肌を味わいたいので
  花子ちゃんの
  からだ中に
  キスさせてね」
 「はい
  先生
  嬉しい」
 先生は、わたしのからだ中に、唇をそっと触れるようなキスをしてくれました。
 首筋も、おっぱいも、背中も、お尻の丸いところも、ふくらはぎも、そして足の指のひとつずつにキスをしてくれました。
 足の指にキスをしてくれたあと、ふくらはぎ、お尻、背中、おっぱい、首筋と、逆にすすんでくれるのです。
 その往復を、なんどもなんども、続けてくれました。
 ほんとに先生は、わたしの全身を愛してくれているんだなと思いました。
 乳首は、優しく丁寧に舐めてくれました。
 わたしのあそことクリトリスも、優しく優しく舐めてくれました。
 先生が、優しく優しくそっとそっと舐めてくれるので、わたしはとっても気持ちよくなっていきました。
 クリトリスを舐めてもらうとき、わたしは気持ちよくて気持ちよくて泣いてしまいました。
 さっきよりも、もっともっと気持ちよくて、布団の端を両手でギュッと掴み、足を突っ張り、全身を反らせるようにして、すすり泣き続けました。
 先生は、長いあいだクリトリスを舐めてくれていましたが、舐めるのをやめてあがってきました。

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